APPROACH
まず設計。
ツールは、そのあと。
どの案件でも、①棚卸しと②設計が土台になります。ここが、助言だけの顧問にも、作るだけの受託にも持てない部分です。
5 STEPS
5つの手順
棚卸し — As-Isの設計図をつくる
誰が、何を、どんな頻度で、どういう判断基準でやっているのか。実際の手元まで降りて洗い出します。ヒアリングだけでは出てこないものが、ここでほぼ出ます。この工程を省いた改善は、必ず元に戻ります。
設計 — To-Beの設計図をつくる
あるべき業務の流れを描き直します。どこを人が判断し、どこを仕組みに渡すか。何を今やり、何を後回しにするか。投資判断ができる粒度まで落として、社内で合意を取れる形にします。
実装 — 動く仕組みにする
設計図を実物にします。既存の基幹システムとの連携、データの統合、自動化、可視化。必要な箇所にAIを組み込みます。動くまでが範囲です。
定着・内製化 — 使われる状態にする
作ったものが使われなければ、何も変わりません。運用に乗せ、現場が自分で直せるところまで渡します。私たちに依存し続ける形にはしません。
積み上げ — 次に効かせる
一つの業務で整えたデータと型は、次の業務の着手コストを下げます。改善が改善を呼ぶ状態を、意図してつくります。
STARTING POINT
起点は、いつも分析です。
どこが詰まっているのか、どれだけ時間がかかっているのか。それが数字で出ていない状態では、直したかどうかも分かりません。だから私たちは、分散しているデータの統合と整理から入ります。
この工程は地味で、成果が出るまでに時間がかかります。それでも飛ばしません。ここを飛ばした施策は、効いたかどうかを誰も説明できず、社内で二度目の予算がつかないからです。
CONTEXT
多くの会社は、②で止まっています。
仕事のやり方は、道具が変わるたびに段階を上げてきました。いまどの段階にいるかで、次に打つ手が変わります。
① 手作業でやる
紙と口頭で回す。記録は個人の手元にある。
② 個人でデータ化する
Excelに入力されている。ただし、そのファイルはその人のPCの中にある。
③ チームで共有する
同じデータを複数人が見て、同じ数字を再現できる。
④ 任せられる部分を任せる
判断の前段までを仕組みが担い、人は判断に集中する。
④から始めることはできません。②にいる会社が④の道具を入れても、入力する人の負担が増えるだけです。いまの段階を正確に見極めるのが、棚卸しの役割です。
LADDER
入口はどこでも構いません。
ご相談は、たいてい下の段から始まります。私たちはそこから入って、順に引き上げていきます。
この作業にかかっている時間を減らしたい。
やったことが記録として残るようにしたい。
溜めたものが、実際に現場で参照される状態にしたい。
部署をまたいだ業務そのものを組み直したい。ここから複利が効き始めます。
いまの人数のまま、扱える仕事の幅を広げたい。
どの段から入っても、行き着く先は同じです。一人に貼りついた業務と成果を、会社が回る仕組みに移すこと。それが私たちの仕事の幹にあたる部分です。